咳でお悩みではありませんか?

- 「風邪が治っても咳だけ続く」
- 「ひどい咳が続き、胸が痛くなってきた」
- 「夜間や明け方に咳が増える」
- 「運動すると咳き込む」
- 「痰・ゼーゼー・胸の違和感がある」
- 「話すとむせて咳が出る」
- 「市販薬が効かない、咳が再発を繰り返す」
- 「のどがイガイガ・かゆくて咳が出る」
このような症状の方に、呼吸器内科専門医が問診と診察、必要な検査を組み合わせて原因を絞り込み、ベストな治療を選択して改善をめざします。当院では当日検査・当日結果説明をモットーとしており、いち早く患者様の咳が治るよう最善を尽くします。
当院では小学生以上の方を対象に診療を行っております。未就学児(小学校に入学する前の年齢のお子様)の診療は行っておりません。本院(御器所・荒畑駅)では、未就学児・乳幼児のお子様の診療を行っております。
目次
当院の咳専門外来の特徴
①呼吸器内科専門医が診療
当院の咳専門外来では、日本呼吸器学会認定・呼吸器内科専門医が診療を行っています。
咳の診療は高度な専門知識が必要となるため、一般内科では見逃されてしまう病気が隠れていることもあります。専門医ならではの視点で、「咳の原因を特定すること」に徹底的にこだわった診療を提供しています。
②検査機器が充実(即日検査・即日結果説明)
当院では、胸部レントゲン・肺機能検査(スパイロメトリー)・モストグラフ(呼吸抵抗検査)・呼気NO検査・血液検査(炎症反応、CRP)など呼吸器の精密検査を行うのに必要な検査機器が充実しています。さらに感染症の検査として、マイコプラズマ抗原検査やコロナウイルス・インフルエンザウイルス抗原検査なども実施しています。
当日検査を行い、検査結果を説明します。 また胸部CTが必要になった場合も、本院と連携し当日中に検査を実施いたします。
当院で実施可能な検査
- 胸部レントゲン
- 肺機能検査(スパイロメトリー)
- 呼気一酸化窒素(FeNO)
- 血液・アレルギー検査、必要に応じて喀痰検査
- 胸部CT検査(本院と連携して実施)

③吸入指導・疾患教育指導を院内で実施

咳の原因として代表的な病気である気管支喘息・咳喘息や肺気腫・COPDなどでは、吸入器の使用が重要となってきます。吸入器の使用方法が誤っていると、なかなか咳も改善しません。
当院では、吸入器を処方された患者様全員に院内で吸入指導を行っています。吸入の仕方や副作用を防ぐ吸入方法、吸入のタイミングなどを看護師が説明しています。特にお子様やご高齢の方では、吸入薬を処方後もしっかり吸入できているか定期的なチェックを行っています。
看護師の中には、日本喘息学会認定の吸入エキスパート資格を持っている方もいますので、 吸入デバイスの使い方まで個別指導し、症状コントロールと再発防止を図っています。
また喘息がどんな病気か、なぜ吸入薬を継続するのかなど病気に関する説明・教育なども実施しています。当院では看護師・検査技師・医師がチームで患者様の治療を担当し、治療することを重要と考えています。
④感染対策をしっかり行っている
当院では院内感染対策をしっかり行っております。発熱・急性の咳の方は動線分離や予約枠の調整で安全に受診いただけます。発熱外来では、発熱患者様専用の個室で待機・診察を行っています。
またアプリでの支払いや予約を活用し、非接触での会計・予約管理に努めています。
⑤オンラインやアプリ予約も行い通院の負担を軽減
時間帯予約制なので待ち時間があまりありません。また安定している方では、オンライン診療での通院も可能です。予約管理もアプリで実施可能です。時間帯予約制・オンライン診療・アプリ予約で通院の負担を軽減するよう努めています。
咳の主な原因と治療
①咳喘息・気管支喘息
いずれもアレルギーが原因のことが多い咳で、夜間・早朝に悪化します。また会話や冷気などをきっかけにして咳が出ます。咳喘息は咳だけが主な症状なのに対して、気管支喘息では咳に加えて息苦しさや喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)などの症状が出ます。いずれの病気も、吸入ステロイドや吸入気管支拡張剤が効果があります。場合によってはステロイドの内服追加することもあります。一部のなかなかよくならない喘息の方には、生物学的製剤(注射薬)を使用することもあります。
②胃食道逆流症(GERD)
時間帯予約制なので待ち時間があまりありません。また安定している方では、オンライン診療での通院も可能です。予約管理もアプリで実施可能です。時間帯予約制・オンライン診療・アプリ予約で通院の負担を軽減するよう努めています。
③COPD・肺気腫
COPD(慢性閉塞性肺疾患)や肺気腫では、慢性的な咳と痰が代表的な症状です。特に朝方に痰を伴う咳が出やすく、長年続くことが特徴です。これは喫煙などによって気道の慢性炎症で気道内の分泌物が増えるために起こります。乾いた咳よりも、「湿った咳(痰がらみ)」が多い点が喘息との違いです。
治療の基本は禁煙で、これが最も重要かつ効果的な治療です。薬による治療としては、吸入薬(気管支拡張剤)を中心に使用し、息切れや咳・痰を軽減します。症状が強い場合や増悪を繰り返す場合には、吸入ステロイドを併用することもあります。加えて、ワクチン接種(インフルエンザ、肺炎球菌)、呼吸リハビリテーション、適切な感染対策も重要です。早期診断と継続的な治療により、咳や生活の質の改善が期待できます。
④肺がん
肺がんに伴う咳は、乾いた咳が持続する場合もあれば、痰を伴う咳が増えることもあり、徐々に頻度や強さが増すのが特徴です。特に注意すべきなのは、血痰(痰に血が混じる)、胸痛を伴う咳、声がれ、息切れの悪化を伴う場合で、これらは肺がんを疑う重要なサインです。
咳はがんが気管支を直接刺激したり、気道を狭くしたり、周囲の神経に影響することで生じます。初期の肺がんでは症状が乏しいことも多く、「風邪が長引いているだけ」と見過ごされがちです。しかし、2~3週間以上続く咳、治療しても改善しない咳、喫煙歴がある方の咳の変化は特に注意が必要です。咳そのものを止めることよりも、原因を早期に見つけることが最も重要であり、胸部レントゲンやCTによる精査が不可欠です。早期発見が予後を大きく左右するため、気になる咳が続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。
⑤肺結核・非結核性抗酸菌症
肺結核や肺非結核性抗酸菌症では、痰を伴う咳が長引きます。また血痰や、微熱、寝汗、体重減少などの全身症状を伴いやすいのが特徴です。肺結核は、若い人でもかかることがあり、他の人への感染する可能性があるため早期に診断し治療することが重要です。肺非結核性抗酸菌症は、中高年の痩せ型女性に多く、結核と同じように痰を伴う咳や血痰や、微熱、体重減少などの全身症状を伴いやすいのが特徴です。胸部レントゲンやCT検査で疑い、痰の検査で診断します。いずれの病気も飲み薬を長期的に内服する必要があります。
⑥肺炎
肺炎は、肺に細菌やウイルスが入ってくることで炎症が起こる病気で、高熱や激しい咳・痰などの症状が出ます。原因は細菌・ウイルス・マイコプラズマ・誤嚥など多様あります。診断は聴診や胸部レントゲン/CT、血液検査、などで行います。治療は抗菌薬・抗ウイルス薬の投与を行い、予防はワクチン(インフルエンザ・肺炎球菌)、手洗い、禁煙、誤嚥対策が重要です。
⑦気管支拡張症
気管支拡張症は、気管支(空気の通り道)が広がって元に戻らなくなる病気です。主な症状は、長く続く咳、たんや膿のようなたん、息切れ、発熱をくり返すことです。たんがたまりやすく、感染を起こしやすいのが特徴です。治療は、たんを出しやすくする薬や吸入、抗菌薬で感染を抑えることが中心です。症状が進んだ場合は、リハビリや在宅酸素療法を行うこともあり、早めの治療と継続的な管理が大切です。
よくあるご質問(FAQ)
何週間咳が続いたら受診すべき?
目安は2週間。特に3週間以上続く、夜間悪化、息切れ・胸痛・血痰を伴う場合は早めにご相談ください。
市販の咳止めで治りません。受診のとき何を持っていけばいい?
マイナンバーカード(もしくは資格確認証)・お薬手帳、市販薬を含む服薬情報、可能なら事前WEB問診にご協力ください。WEB問診が難しい場合は、発症日・時間帯・誘因のメモをご持参ください。
妊娠中・授乳中でも受診できますか?
可能です。胎児・乳児に配慮した選択を行いますので、必ず妊娠週数や授乳状況をお知らせください。
当院からのメッセージ
咳は「体からのサイン」です。長く続く咳には、かぜだけでなく、ぜんそく・逆流性食道炎・肺気腫・COPD・肺がん・肺結核など多くの原因があります。
当院は丁寧な問診と診察、必要最小限の検査で原因を見極め、患者さん一人ひとりに合わせた治療を行います。むやみに強い咳止めや抗菌薬に頼らず、生活に支障のない「息らく、眠れる毎日」を一緒に取り戻しましょう。妊娠中や基礎疾患のある方もご相談ください。
咳でお困りのときは、お気軽にご相談ください。
記事作成:
名古屋おもて呼吸器・アレルギー内科クリニック
呼吸器内科専門医・医学博士 表紀仁